最新情報(会告)

2020年11月12日

【保険診療・医療制度委員会】外保連による技術評価の適正化のための手術に関する調査確認のお願い

各位

現在、本学会が加盟している日本外科学会保険連合(以下、外保連)では、2022(令和4)年度診療報酬改訂に向けて手術、心血管カテーテルインターベンション治療の実態調査(以下、外保連実態調査)が行われております。
4年前実施したCVIT緊急アンケート調査結果では、平成30年度診療報酬改訂に向けた外保連実態調査で非常に多くの循環器内科領域症例の調査が適正に行われていなかったことが判明いたしました。
本年の外保連実態調査において会員の先生方には、下記の定義に基づき調査内容を医事課または外科代表医の先生にご確認の上、実態に即したご回答を行っていただきたくお願いいたします。
心血管カテーテルインターベンション治療は、診療報酬上【手術】の分類とされ、外保連が中心となり手技料の計算、増点などを厚生労働省に提案し、決定されます。
外保連実態調査は、2022(令和4)年度診療報酬改訂の手技料査定に向けて実施されているため、施設の技術力を評価するものではなく、実態に即した保険点数を評価するためのものです。
今後のカテーテル治療の診療報酬および当学会の将来に多大なる影響があるため、ご多用のところ大変恐縮ですが、ご理解とご協力を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

日本心血管インターベンション治療学会
理事長 伊苅 裕二
保険診療・医療制度委員会 委員長 阿古 潤哉

外保連実態調査概要

外保連主催調査名:「技術評価の適正化のための手術に関する調査」
詳細:http://www.gaihoren.jp/gaihoren/public/info/info_201020_02.html

CVIT独自実態調査について

本学会では、外保連実態調査で実際とは乖離した結果が報告された場合、それに対し訂正を主張するために同様の項目を代議員所属施設、CVIT研修施設、研修関連施設の先生方にご協力いただき、独自で実態調査を行っております。

詳細:https://www.cvit.jp/news/2020/10/29_005990.html
対象手技:

  • ① K546 1 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対する)
  • ② K546 2 経皮的冠動脈形成術(不安定狭心症に対する)
  • ③ K546 3 経皮的冠動脈形成術(その他)
  • ④ K547 経皮的冠動脈粥腫切除術
  • ⑤ K548 1 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル)
  • ⑥ K548 2 経皮的冠動脈形成術(エキシマーレーザー)
  • ⑦ K549 1 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対する)
  • ⑧ K549 2 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対する)
  • ⑨ K549 3 経皮的冠動脈ステント留置術(その他)
  • ⑩ K550 冠動脈内血栓溶解療法
  • ⑪ K550-2 経皮的冠動脈血栓吸引術
  • ⑫ K595-2 経皮的中隔心筋焼灼術
  • ⑬ K616-6 経皮的下肢動脈形成術
  • ⑭ K616-4 1 経皮的シャント拡張術・血栓除去術

お問い合わせ先

日本心血管インターベンション治療学会
保険診療・医療制度委員会担当
info@cvit.jp

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