第15回『心血管カテーテル治療専門医』新規申請

申請条件

CVIT専門医認定医制度本則(第4章)より抜粋
(心血管カテーテル治療専門医の受験資格)
第12条 心血管カテーテル治療専門医の受験資格は以下の通りとする。

  • ① 研修歴として、認定医取得後、原則として申請前年12月末日までに、審議会が認める以下の施設に在籍し、通算3年以上の研修期間を満たし、本学会研修カリキュラムを達成した医師であること。
    • 本学会研修施設および研修関連施設
    • 研修施設群の連携施設
    • 本学会研修施設および研修関連施設、研修施設群連携施設でない施設での在籍期間は、2020年12月末日までは、2/5と算定し研修歴として認める。2021年以降は、研修歴として認めない。
  • ② 治療経験として、申請前年12月末日までに、主術者としての冠動脈形成術300例の治療経験があること。治療経験は、本学会レジストリー登録制度が開始された2010年11月以降の治療経験であり、認定医取得後の200例または通算300例でJ-PCI、J-EVT/SHDもしくは外科領域レジストリーに登録された症例のみとする。その300例とは、冠動脈形成術250例を必須とし、この他本則第2条(心血管カテーテル治療の定義)に定められているカテーテル治療経験を50例まで含めてよい。※1
  • ③ 審議会が主催する教育セミナー全講座を修了していること。
  • ④ 2021年心血管カテーテル治療専門医新規申請より、新研修カリキュラムの履修、および合併症対策に関する特別講座の受講(eラーニング)を必須とする。
  • ⑤ 日本循環器学会認定循環器専門医の資格があり、十分な指導能力があること。
  • ⑥ 本学会、本学会地方会、本学会誌での心血管カテーテル治療に関する研究業績が3つ以上あること。
    (注意)同じ内容で複数発表した業績は審議会の判断にて1つの業績と見なされることがあります
    (例:地方会で選抜され本会でも発表したYIA演題等)。
  • ⑦ 指導にあたった本学会心血管カテーテル治療専門医、名誉専門医、研修施設群指導医のいずれか1名の推薦があること。
  • ⑧ J-PCIレジストリーに参加し、施行した症例の全例登録を行っていること。
  • ⑨ 日本の医師免許を持ち、海外のPCIトレーニングコースを終了し、その国のPCI専門医に認定された医師は、審議会での承認をもって受験資格を認める。

※1 2022年以降の専門医新規申請者より適用

※ 参考文献(SCAI Statement)

申請方法

CVIT資格申請システムによるファイルアップロード方式

【重要】当該書類が申請要件を充足してない場合、1度だけ再提出が認められます。申請者に対し事務局から通知を行いますので、定められた期間内に不備を修正の上再提出してください。

本学会、本学会地方会、本学会誌での心血管カテーテル治療に関する研究業績の活動実績のアップロード

登録期限:2023年5月31日(水)厳守

活動実績の登録と、資格申請は、それぞれ異なる手続きです。マニュアルをよく読み、お間違えのないようご申請ください。

資格申請に必要な「研究業績」は、CVIT資格申請システムに事前登録が必要となり、事前登録された業績のうち、事務局で受理された内容が、資格申請時にご自身の業績として申請が可能です。
活動実績の登録は通年行うことができますが、申請に対する実績の登録期限に十分ご留意ください。
ただし、6月1日以降のCVIT学術集会、地方会発表分については、その限りではありません。
各申請開始までに、事務局にてご申請内容を確認し、受理または棄却ステータスに変更を行います。棄却されたご申請は、棄却理由をご確認いただき、再申請が必要です。なお、通知機能はございませんので、ご自身で定期的にステータスのご確認を行っていただきますようお願いいたします。

教育セミナー(e-ラーニング)の受講について

受講期日:2023年8月12日(土)23時59分 厳守

  • 審議会が主催する全44講座の受講が必須(e-ラーニング受講ボックス名:CVIT2020 CVIT-TV WEB教育セミナー)
  • 合併症対策に関する特別講座の受講が必須(e-ラーニング受講ボックス名:専門医認定医制度 新研修カリキュラム PCIの合併症と対策)
  • 受講期限以降、受講ログを用いて受講管理および精査を行いますので修了証の提出は不要です。未受講の講座が1つでもある場合、審査は不合格となりますので、ご留意ください。救済措置は一切ございません。
  • e-ラーニングシステム内にてご自身で受講状況「受講済みまたは未受講」を確認することが可能です。視聴後の修了テストに合格し、修了証が発行されましたら、受講完了としてください。事務局にて都度修了されたかどうかのお問い合わせには応じかねますので、ご注意ください。

申請期間

申請受付期間:7月12日(水)~8月12日(土)

資格申請システムはGoogle Chromeでの閲覧を推奨しています。ブラウザのバージョンは、いずれも最新版を利用してください。

活動実績の登録と、資格申請は、それぞれ異なる手続きです。マニュアルをよく読み、お間違えのないようご申請ください。

レジストリーNCD 登録システムとの連携による医籍番号確認のお願い

新研修カリキュラム達成度について

心血管カテーテル治療専門医新規申請におけるEVT/SHD 研修カリキュラムの履修につきまして

ご申請されるカテーテル治療経験数 300 例のうち、冠動脈形成術以外に、EVTとSHDの症例を50例まで含める申請者のみ、該当する領域の新研修カリキュラムの履修、達成が必須条件となります。
SHD領域は治療法が多岐に渡りますが、申請に含める症例の該当分野の履修、達成が必要となります。

(例)申請時に履修・達成が必要な新研修カリキュラム

  • PCIのみ300 例で申請の場合:PCI 新研修カリキュラムのみ
  • PCIとEVTで合計300例として申請の場合:PCI 新研修カリキュラム+EVT 新研修カリキュラム
  • PCIとSHDで合計300例として申請の場合:PCI 新研修カリキュラム+SHD 新研修カリキュラムの該当分野
  • PCIとEVT、SHDで合計300例として申請の場合:PCI 新研修カリキュラム+EVT 新研修カリキュラム+SHD 新研修カリキュラムの該当分野

PCI:新研修カリキュラム達成度評価表

EVT:新研修カリキュラム達成度評価表

SHD:新研修カリキュラム達成度評価

  • 研修初回年月日:認定医取得日以降研修を開始した年月日を記入してください
  • 研修修了年月日:申請までに新研修カリキュラムの全項目の履修と達成した年月日を記入してください
  • 氏名:申請者氏名を記入してください
  • 所属:新研修カリキュラムの全項目の履修と達成した時に在籍した施設名を記入してください
  • 自己評価:申請者にて達成または未達成の自己評価を記入すること。なお、心血管カテーテル治療専門医申請時に新研修カリキュラムの全項目の履修と達成が必要ですので、未達成項目がある場合、申請条件を満たしません
  • 指導医署名:指導医が最終的に全ての項目の履修と達成をご確認いただければ、氏名は印鑑での代用または直筆サインいただいて、以降の項目達成の署名を省略文字として使用される「〃」や「↓」を用いることも可能です。
  • 指導医評価日:指導医または施設群指導医が達成していると評価した日付を記入すること

研修歴の換算について

カテーテル治療専門医施設年数換算表を用いて、あらかじめご自身の研修歴をご確認ください。

  • ご自身の所属する施設の認定状況について、申請前に必ずご確認ください。
  • 研修施設群制度連携施設に在籍の専攻医(認定医)は、申請時に研修歴通知書の提出が必要です。
  • 研修歴救済措置の終了について

申請書

  1. 本学会心血管カテーテル治療専門医新規申請書
  2. カテーテル治療経験カテーテル治療経験(NCDよりアウトプットされた症例数を用いて本学会新会員システムより申請する)
    • 本学会レジストリーの全例登録のない症例の救済は行わない。
    • 本学会、心血管カテーテル治療の定義には含められる外科領域レジストリーに登録されている「大動脈ステントグラフト、Structural Intervention(構造的インターベンション)、小児先天性心疾患に対するインターベンション」は、各々のレジストリー登録画面のキャプチャーまたは印刷し電子媒体に保存したものを提出すること。※1
  3. 在籍証明書
  4. 研究業績の記録(発表会合名、会期、発表タイトル)
    (注意)同じ内容で複数発表した業績は審議会の判断にて1つの業績と見なされることがあります(例:地方会で選抜され本会でも発表したYIA演題等)。
  5. 日本循環器学会認定循環器専門医証の写し
  6. 指導にあたった本学会心血管カテーテル治療専門医または名誉専門医、研修施設群指導医いずれか1名の推薦状
  7. J-PCI、J-EVT/SHD(外科領域レジストリー含む)※2レジストリーに参加し、全例登録している旨の宣誓書
  8. 認定医更新申請の年に心血管カテーテル治療専門医を申請中の者および認定医資格留保中に心血管カテーテル治療専門医を申請中の者は、心血管カテーテル治療専門医新規申請書類(上記①~⑦)を提出することで認定医更新申請は行ったものとする

※1 2022年以降の専門医新規申請者より適用
※2 2022年以降の専門医新規申請者より適用

第15回心血管カテーテル治療専門医筆記試験

2024年4月予定

「専門医審査料(書類審査料・筆記試験受験料)」、「技能評価審査料」、「認定登録料」

専門医審査料(書類審査料・筆記試験受験料) 20,000円/申請書類受理後、請求書を送付します
専門医技能評価審査料 50,000円/筆記試験終了後、合否通知とともに請求書を送付します
技能評価に不合格となり再審査を受ける場合 20,000円/筆記試験終了後、合否通知とともに請求書を送付します
専門医登録料 15,000円/審議会で承認・認定後、請求書を送付します
※「専門医筆記試験審査料」、「専門医技能評価審査料」、「専門医技能評価再審査料」、「専門医登録料」いずれも、理由の如何を問わず返金いたしません

お問い合わせ

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CVIT事務局 専門医認定医制度審議会 担当
senmoni@cvit.jp