Research Proposal公募

Research Proposalの公募について

CVIT会員・データマネージャの皆様におかれましては、いつもレジストリー運営に多大なるご尽力を賜り、改めまして御礼申し上げます。

本年度もこちらのデータを用いた解析計画書(Research Proposal)を公募いたします。こうした解析内容の学術的発信により、質の高いエビデンスを我が国より発信し、PCIが安全かつ有用な治療として確立することを目指します。また、循環器医療の適正化に資するための全国大規模データベースによるエビデンス創出、といった観点からもResearch Proposalの公募は極めて重要な活動と考えています。現在までにこの公募システムより15編前後の論文が掲載されています。

2019年以前に発表されました論文に関してはそのサマリーがCVIT誌のReviewに最近掲載されております(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32440831/

2020年前半期に発表されました論文は下記の通りです:

この他既に2019年度に採択され、現在解析・投稿中の論文としては下記が含まれておりますので、ご注意ください:

  • OAC使用例に関する短期の出血リスク解析
  • PAD合併例に対するPCIの短期成績
  • Minor Branchに対するPCIの短期成績
  • Graft病変に対するDistal Protection Deviceの使用とPCIの短期成績
  • PCI Quality Indicatorの地域間格差
  • PCI Outcomeの経年変化
  • Acute Limb Ischemiaに対するEVT短期成績

この他、今年度より過日全国の168施設よりご協力いただいた、2017年~2018年施行症例の1年予後調査データにつきましても、今年度から応募を受け付けます(こちらのサイトに現在作成中のDesign Paperのアウトラインを掲載しております[ACS症例のみ]。閲覧にはPW入力が必要ですので、info@cvit.jpまでご連絡をお願いいたします)。ただし、採択につきましては、ご協力いただいた施設を優先的に審査させていただきます。さらに、こちらは今年初めての公募となり、解析結果に万全を期すため採択数は2件程度に留める予定となっておりますので、予め、ご承知おきください(短期成績の解析は例年通り所定の点数を突破したProposalをすべて実施します[4-7件程度])。

CVITレジストリー委員会
委員長 天野 哲也

2020年公募について

申請期間:2020年8月5日(水)−9月30日(水)

  1. 年間のスケジュールが決まっており、期間外の申請は受け付けられません。
  2. 1施設から2申請までを上限とさせていただいております。
  3. 1年間を通してPeer-Reviewのある国際誌に論文として公開されることがゴールとなっております。

タイムライン

  • レジストリー委員会・実務委員会による審査を経て、2020年11月27日(金)の理事会にて最終採択決定
  • 学術的な重要性(Novelty)と共にレジストリー解析に適したデザインかどうか(Feasibility)、さらに国際誌への投稿の実績(Performance)により総合的に判定。
  • 2020年12月:NCDに必要なデータ申請、さらに研究グループ間での秘密保持契約締結を行います。
  • 2021年1-2月:解析委員と研究グループの間で解析プロトコールを完成させ、その後、解析の実施を行います(データの受け渡しは一切行わず、解析は全てNCD内で解析担当委員より行われます)。
  • 2021年3-4月:解析結果をお渡しします。その後3ヶ月程度での論文のFirst Draftの完成を目安としております。

申請書

※収まりきらない場合は、適宜ページを追加してご提出ください。

過去の公募結果について

(参考)過去の不採択課題について

1 【周術期心筋梗塞】をアウトカムとする解析 現フォーマットでEndpoint の数としては十分なのですが、このイベントに関する定義が施設ごとにばらついており、全体解析が非常に困難です(2016年)。
2 2012年より以前のデータを用いた解析 2012年以前のUMINのデータに関しては、2013年以降のNCDのデータと統合しての使用は現実的に困難です(2017年)。
3 IVUS・OCTに関する解析 IVUS/OCTの項目は存在せず、原稿のフォーマットで解析は不可能です(2017年)。
4 IABP使用のトレンドに関する解析 2016年より以前には【IABP】の項目が存在しておらず、その期間が含まれている解析は困難です(注. 【Cr】・【Hb】値、【術前検査】、【術前抗血小板薬・抗凝固薬】に関しても同様です;2017年)。なお、【Cr】・【Hb】につきましては、今後登録が必須されることになっておりますので、将来的に解析ができるようになるものと考えられております。
5 冠動脈穿孔の発生率と予後に関する解析 合併症の情報として冠動脈穿孔は存在しないため、解析は不可能です(2017年)。
6 同じ症例に対する複数回のPCIを検討する必要のある解析 匿名化された情報を扱っているため、個別のPCI登録情報を紐づけすることはできません(2018年)。
7 世帯情報や保険に関する情報を検討する必要のある解析 上記と同様、匿名化されている情報を扱っておりますので、個別の個人情報との連結はできません(2018年)。
8 CTOに関する解析 病変がCTOか否かという情報は含まれておらず、解析は不可能です(2018年)。
9 BMIに関する解析 現フォーマットには項目が設けられておりません(2019年)。
10 専門医資格、施設資格との比較 資格情報は、匿名化されたデータを扱っております。このテーマに関しては委員会で議論の結果、時期尚早と結論されております。
11 性差に関する解析 2019年度に多数応募がございましたが、性差に関しては以前の研究で網羅的に行われております(Am J Cardiol. 2017)。新規性に関して採択には至らない可能性が高い案件となります。
12 CPA解析 CPAやショックのアウトカムに関しては現状の J-PCIでは交絡因子の補正を行い得る項目が少なく、実施は困難と考えております。
13 出血、Hb値 十分に出血に関する交絡因子に対する補正を行い得ない可能性があります。また、Hb値は2020年まで非必須項目であったため、適切な形での実施は困難と判断された事案が多くみられました。

(お問い合わせ先)
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一般社団法人 日本心血管インターベンション治療学会
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事務局 レジストリー委員会担当
佐藤淳子 / Junko Sato
川内真美 / Mami Kawauchi
長谷部真代 / Mayo Hasebe
〒104-0033 東京都中央区新川2-20-8八丁堀スクエア2F
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FAX:03-6280-4127
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