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2016年12月09日

Absorb GT1 ™ 市販後調査対象症例の登録について

CVIT 会員 各位
(J-PCI J−EVT/SHD参加登録施設 御中)

CVIT理事長 中村 正人
CVITレジストリー学術小委員会
委員長 天野 哲也

平素より、学会活動に御高配賜り、厚く御礼申し上げます。

本年12月13日(火)より Absorb GT1 ™ の使用が開始されます(2000例)。すでにご存じの方も多いかと思いますが、こちらの製品の市販後調査に関しましては PMDA(医薬品医療機器総合機構)と厚労省より要請を受け、J-PCIレジストリーの登録と相補的に稼働していくこととなっております。

具体的には、12月13日(火)より、「Absorb GT1 ™ 市販後調査対象症例」であるか否かを問う項目がJ-PCI冒頭に用意されます。

デフォルトでは「No」となっておりますが、もし市販後調査対象症例の登録である場合はこちらで「Yes」をご選択ください。直ちに市販後調査用の画面(RAVE)へのリンクが提示されます。

RAVEへの入力には、データをリンクさせるため、24桁のNCD IDの登録が必須となります(画面左上部に提示)、こちらを予めコピーしていただくか、書き留めていただいた上で、入力をお勧めください。J-PCIへの登録に関しましてはほとんどのコラムが閉じられ、必要最低限の情報以外の入力は不要となります。

詳細は登録マニュアルをご参照の上、NCD J-PCI 登録画面からのリンクをご活用ください。2000例の使用成績調査終了までこちらのフォーマットを使用予定です。

NCD登録ログイン画面

また追記ではございますが、現在レジストリー小委員会はPCIの平成30年度の保険点数改訂への審議を控え、外科系学会社会保険委員会連合(外保連)より他の手技との比較と重症度補正のため、J-PCIへの項目追加の要請を受けております。具体的には手技時間・麻酔時間 ならびに 術前検査項目(Hg と Cr)の追加が本年理事会にて承認され、実装の準備を進めております。

上記のように昨今、保険点数や償還後の使用など様々な局面で「実際のデータ」に基づいた決定が行われるようになってきております。そのため、当学会では今後も必要に応じてレジストリーの改定を行っていく予定です。もちろん、なるべく負担が少ない形での項目の制定を達成したいと考えておりますので、会員の先生方に於かれましては何卒ご理解を賜りますようお願い致します。

PS: 上記項目追加については来年4月を目途に「任意項目」として追加を検討しております。詳細に関しましては改めてアナウンスいたしますので、どうかご協力のほど重ねてお願い致します。

以上

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