最新情報(会告)

2020年12月14日

【重要】クロピドグレル硫酸塩、プラスグレル塩酸塩のPCI後の単剤使用が許可されました

各位

今まで、クロピドグレル硫酸塩、プラスグレル塩酸塩の添付文書には、「PCI後はアスピリンと併用する」と記載され、単剤での使用は不可能でした。
2019年から2020年にかけてCVIT保険診療・医療制度委員会を中心にPMDAに対し添付文書改訂の要望を繰り返し提出しておりました。
当初、薬剤の添付文書改訂は製薬会社がGCP準拠のデータをもって依頼するものであり、学会からの要望は前例がないことでしたが、データを示し現場の要望を上げる熱意が通じ、ついに添付文書改訂に至りました。
「ガイドラインに従うこと」という文言は、患者さんの状況に応じて、特に出血リスクの高い患者さんに対して、適切な抗血小板療法が選択できるという意味であり、単剤使用が許可されたと考えられます。

以上

理事長 伊苅 裕二
保険診療・医療制度委員会 阿古 潤哉

お問い合わせ

CVIT事務局
info@cvit.jp

最新情報

  • 百人会議